金融リテラシーって聞いたことありますか?
「金融リテラシー」とは
金融に関する知識や情報を正しく理解し
自らが主体的に判断することのできる能力であり
社会人として経済的に自立し
より良い暮らしを送っていく上で欠かせない生活スキル。
国民一人ひとりが金融リテラシーを身に付けることは
健全で質の高い金融商品の供給を促し
我が国の家計金融資産の有効活用につながることが期待されます。
「最低限身につけるべき」
と、言われているのですね~。
金融経済教育研究会が公表している
金融リテラシー・マップ
その中の
年齢層別「家計管理」について
今日はお話してみようかなと。
□小学生
(社会の中で生きていく力の素地を形成する時期)
必要なもの(ニーズ)と欲しいもの(ウォンツ)を区別し、
計画を立てて買物ができる
□中学生
(将来の自立に向けた基本的な力を養う時期)
家計の収入・支出について理解を深め、
学校活動等を通じて収支管理を実践する
□高校生
(社会人として自立するための基礎的な能力を養う時期)
家族の一員として家計全体を意識しながら
主体的・計画的に支出管理などができる
□大学生
(社会人として自立するための能力を確立する時期)
収支管理の必要性を理解し、必要に応じ
アルバイト等で収支改善をしつつ、
自分の能力向上のための支出を計画的に行える
□若手社会人
(生活面・経済面で自立する時期)
家計の担い手として適切に収支管理をしつつ、
趣味や自己の能力向上のための支出を計画的に行える
□一般社会人
(社会人として自立し、本格的な責任を担う時期)
家計を主として支える立場から家計簿などで
収入支出や資産負債を把握管理し、
必要に応じ収支の改善、資産負債のバランス改善を行える
□高齢者
(年金収入や金融資産取り崩しが生活費の主な源となる時期 )
リタイア後の収支計画に沿って、収支を管理し
改善のために必要な行動がとれる
日本では、学校であまり
お金の教育をしていないので
(やっと最近では、海外のように、子どもの
ころからするべきという話もあるようですが…)
結婚して、家計管理を任されて
急に↑上記の
□一般社会人 のところに
なったという方も多いと思います。
急に “家計のプロフェッショナル!”
そんなの、なかなか難しいですよね。
そう思うと、
子どもの頃から
ニーズとウォンツの区別をしたり。
きちんと段階を踏んで
正しい知識を得たり。
お金は一生のお付き合いだからこそ
年齢層にあったマネー教育が
大切なのかもしれませんね。
便利なネットワーク社会で
どれが、何が。正しいのか。
自分にとってのベストは何なのか。
判断できる能力はつけておきたいなと
改めて思いました。