前回の記事で 自営業者の年金についてお話しました。
誰もが、安心して 幸せな老後を過ごしたいですよね。
今回は、老後のために 年金を増やす方法を3つご紹介。
①国民年金基金(年金) ⇔ 付加年金(年金)
↑どちらか。(併用不可)
②小規模企業共済(年金、退職金)
③個人型確定拠出年金(年金、退職金)
(iDeCoについては、コチラ。)
詳しくみていきます。
今から文字が多くなりますが ゆーっくり読んでみてくださいね。
①「国民年金基金」
老後の所得保障のために、
つくられた公的年金制度 イメージとしては、
厚生年金と同じ、年金の2階建て。
掛金の上限→月額6万8,000円
(③個人型確定拠出年金の掛金との合計)。
加入は口数制で、何口、何型など、いろいろ。
それによって、
将来受け取る年金が決まります。
掛金の全額が所得控除の対象。
種類は、たくさんあって
・終身年金→ A型・B型
・確定年金→ 5年、10年、15年…などの有期 (Ⅰ型・Ⅱ型・Ⅲ型・Ⅳ型・Ⅴ型)
なんだか難しいですが、いろいろな パターンが選べるということですね。
一般の個人年金の所得控除は
最大で年額4万円までなので 全額控除というのは、とってもお得な気分。
あ、ただし
若いときから加入しているほど掛け金は安く、
50代になってから加入すると高くなるそうなので そこは、覚えておいた方がいいでしょう。
「付加年金」
※国民年金基金に加入されていない方。
国民年金基金には加入する余裕がないけど 少しでも増やしたい!!という方におすすめです。
保険料(掛け金)は1ヶ月、400円。
これなら気軽に始めることができますよね♬
65歳からは 「付加年金を納めた月数×200円」がもらえます。
仮に、 1年間(12ヶ月)だけ 付加保険料を払った場合。 ↓
《支払額》12ヶ月×400円=4,800円
《受給額》65歳から、毎年12ヶ月×200円=2,400円
年金に上乗せ。
ということは?!
2年で元が取れる♬
40年、入ったとしたら
65歳から毎年 (40年×12ヶ月×200円で)96,000円 受け取れます。
付加年金の保険料は 月々400円の固定です。
たった400円なんだから そんなに意味ないんじゃない?
と思われがちですが
付加年金の魅力は 費用対効果が非常に高いこと♡
1ヵ月でも加入していれば適用されます。
掛け金、全額所得控除の対象です。
②「小規模企業共済」 自営業者の退職金制度。
自営業を廃業、事業譲渡時に 共済金という名の、退職金が支給されます。
死亡時にも、共済金が支払われることになります。
掛金は、全額所得控除。
掛金の範囲内で、借入もできるそうですよ~。
詳しくは 小規模企業共済ホームページを参考にして下さい。
国民年金基金と小規模企業共済が 基金で運用するのに対し…
③個人型確定拠出年金(年金、退職金) (iDeCo)
う~ん。
言葉の雰囲気だけで難しく考えてしまいます。
確定拠出年金とは
個人の資産を運用して
うまくいけば給付が多く受けられますが
元本割れのリスクもあります。
自分で増やして 公的年金に上乗せできる制度。
自らの責任で金融商品を選び運用。
最大のメリットは
毎月の掛け金(保険料)が 全額所得控除の対象! ということ。
受給は、原則60歳 から。
(↑の場合、50歳までの加入が必須)
今までは、
会社に企業年金がないサラリーマンや
自営業者のみ加入できる制度でしたが
2017年1月から
企業年金があるサラリーマンや
専業主婦の方も加入できるようになりました!!
↓ 詳細はコチラ ↓
ざっと、パッと説明してみましたが そ
れでも、初めて聞いた方には なんだか難しそうに聞こえますね。
私も難しいことは、苦手です。 今
回お話したのは、全て“年金”です。
それまでに 大きなお金が必要となることもあるので 手
元にも残しておくことも考えなくてはいけません。
まずは、どのくらい必要なのか。
しっかりと知って 今から準備していきたいですね!
[…] 自営業者の年金を増やす方法。は、コチラ。 […]
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