突然ですが 共働き世帯、専業主婦世帯 どちらが多いと思いますか?       答えは     共働き世帯です。   昔は多かった、専業主婦世帯。 それを逆転してから、20年経ちました。     夫が働き、家事や育児は、妻に任せっきり…。 そんな日本家庭のイメージ。   今は、少ないですよね。     バリバリ働くママ。 積極的に子育てに参加するパパ。 抱っこ紐してるパパの姿。 なんだかかっこよく見えたり…♪     一般的に、共働きということは ダブルで収入がありますので経済的に余裕があります。     世帯年収が 1000万円に及ぶ家庭も見られます。   ということは しっかり貯めている家庭が増えている。   はず!!   です…よね…?!?!       そう。実際は   世帯年収が1000万あるからといって 「年収500万円世帯の、貯蓄できている?」   のかというと 必ずしもそういう訳ではないんですよね。     専業主婦世帯の方が、 貯蓄額が多い場合もあります。     どうして、そんな結果になってしまうのでしょう。     共働きなのに貯まらない方。   思い当たること…ありませんか?   ・収入が多く安心感があり、危機感がない ・家計管理が甘い ・生活費を出し合ったあとの残りは、お互い自由 なんとなく貯めている ・支出が多いときは、妻の財布から出す ・相手のマネー事情を知らない     ダブルインカム (1世帯に二つの収入源があること)   というのは、とても有り難いことですが 悩めるところでもあるのです。       ▽二人が働いているので、安心感がある。 ということは 限られた収入の中で どう家計をやりくりしよう… という危機感も薄いです。     ▽家計管理が甘い 忙しいという言葉は、 個人的にあまり好きではないのですが 子育て世帯は、時間に追われる現実があります。   結果 どうしても家計管理が甘くなってしまいます。   仕事でのお付き合いや、 外食、お惣菜を買うことも多く 高コストな家計になりがちですが 全て完璧にしようとすると潰れてしまいます。   前も言いましたが   完璧でなくていい。 手抜きしたっていい。   心に余裕をもつことが大切です。     ▽夫婦ともに自立している   お互いに生活費を出し合ったあと、 自由に使えるお金があるケースが多いです。   お互いに 「聞かれたくないから、言わない」 という方も多くいらっしゃいます。     ▽貯めてはいるけど…漠然   老後のため…。 とりあえず貯金してる…。 子どものため…。 内容が漠然としている方が、とても多いです。 最初は、それでもいいのですが 長くなればなるほど疲れてきます。   “ゴールがどこかわからないマラソン” 走りたくないですよね?     ▽妻のお金から出す   生活費が足りない…。旅行…。 欲しいものは、妻のお財布から出すケース。 結構、多いですよね。 決して悪いことではありません。   が!! カード払いにしている方は要注意です。   「妻の収入が途絶えた場合」も 考えておいた方が良いでしょう。     ▽相手に任せきっている   出産や、子どもの進学、マイホーム、老後… 何かがきっかけで、お互いが初めて お金のことをオープンにすると   「え~っっ、それだけしかないの…」 「大学の入学金どうするの…」と、 トラブルに発展したというケースもよく聞きます。   「相手はきっと貯めているだろう…」と、 お互いが、思い込んでいるのですね。     共働きだからといって、 貯蓄が少なくても大丈夫ということはありません。 いつ収入がなくなるかわかりません。       私も 子どもが産まれてから 現在までワーキングマザーなので 「時間」という大切さは、わかります。     仕事が終わると仕事モードは、OFF。 家事・育児の仕事が待っているので 母親モードを、ON。     お腹が減っている子どもたち。 仕事終わってクタクタの自分。   育児や家事をこなす上で、時短はとても大切。 お金で解決する選択もありだと思いますが     これは、絶対に譲れない。 ここなら、もう少し頑張れるかも。   と、自分の中で優先順位を考えてみましょう         夫婦で お互いのマネー事情を知らない方 これを機に、話し合ってみてはいかがでしょうか?     それが、「え…」という結果でも、 気づくのは早ければ早い方が良いです。     現実をしっかり受け止め、 一緒に考え、将来をみることにより   出産、住宅、教育、老後など これからの大きな出費に備えることができます。     節約できるところはして たまには贅沢をする。     メリハリのある家計 心がけていきましょう。