前回の記事、 貯まる人の節約ルール で   “必要なものを知る”には   ・消費 ・浪費 ・投資 の違いを知る   ことが大切だとお話しました。     では、 家計においての ・消費 ・浪費 ・投資 とは、どういうことなのでしょうか?   消費 生活するのに必要なもの 浪費 必要のないもの 投資 将来の自分に有効になるためのもの     わかりやすく分けるとこんな感じです。 家計の支出の中は、大きくこの3つに分けることができます。     1ヶ月一生懸命働いて稼いだお金も (家庭をもっていたらなおさら) 貯まるのはゆっくりですが   使おうと思えば(使おうと思っていなくても) あっという間になくなってしまいますよね。     お金を貯めれる人というのは 自分にとって必要なものを知っています。     無意識の中で 消費浪費投資の管理がしっかりできているんです。       理想のバランス、黄金比率とよく言われているのが   消費浪費投資 70: 5 :25   ※必ずしも、こうであるとは限りません。     エフピー・ヒーローズでは 家計診断を行ったあと 家計の整理整頓、家計ダイエットと進んでいくのですが   この3つの違いを 私たちもお手伝いしながら 自分たちで決めてもらいます。       消費 生活するのに必要なもの 浪費 必要のないもの     この線引きを、日常生活で考えてみてください。   ・毎朝、通勤途中にコンビニでお茶を買う 家から、持参したら0円なので→浪費 毎日、持参するのに忘れたので購入→消費   ・固定電話を引いている よく使う→消費 ほぼ使わない→浪費   ・ショッピング 子どもの服がサイズアウトした→消費 見栄を張って収入に見合わないブランド品を買った→浪費       浪費 必要のないもの 投資 将来の自分に有効になるためのもの     この線引きを、日常生活で考えてみてください。   ・自分のためにビジネス本を買った 読んでいる→投資 いつも半分も読んでいない→浪費   ・毎月ネイルサロン 1ヶ月頑張ったご褒美でモチベーションアップに繋がる→投資 周りを見るたびに変えたくなる、誰かに見せたい→浪費   ・ジム(習い事)へ入会 定期的に通って自分の身についている→投資 最初だけ、途中で飽きちゃう→浪費   ・高級店で食事 月に1度、経験として、モチベーションを保っている→投資 過剰な頻度で仕事にも繋がらない→浪費   ・新聞を購読・小説を買う 知識として買っている→投資 趣味で読んでいる→どちらとも言えない。     線引きというのは、 他人が決めるものではありません。     買ってしまった(支出した)後でも 振り返って考えることが大切です。     あとからでも、浪費だと気づけば 次から気を付けることができます。   とはいえ、やっぱり人間ですもの。   欲求がありますから お金を使って、気持ちが良いものは浪費ですよね。       そのあとの満足度。   数日たって、数年たって。   「あぁ、これにお金を払ってよかったな。」 こう思えるのであれば、投資ではないでしょうか。       消費というのは、必要なものですから 食費、光熱費など、必要なのに 極度に節約してしまうと、心まで貧しくなってしまいます。     食事に気を付けると、将来の健康に繋がりますよね。 考え方によっては、投資でもあります。   光熱費を節約しすぎて、風邪でも引いたり 家の中で熱中症になれば本末転倒。     消費を減らすのではなく 浪費投資へ増やしていくこと 将来の自己投資にもなるので 心もお金も豊かになっていきます。